デスクの合鍵はどうやって作る?

鍵付きのデスク

最近は個人特定の机や席が決まっていないフリーアドレスstyleの会社も増えてきました。しかし、まだまだ昔ながらの「自分のデスク・机」が決まっている会社が大半でしょう。会社やオフィスで使う個人用のデスクには、書類などを収納する引き出しが付いています。天板だけで引き出しがないデスクの場合は、脇机などを収納に使ったりしています。

会社で使うデスクや脇机の収納は、ほとんど鍵付きです。すべての引き出しに鍵が付いていないものでも、一部の引き出しが鍵付きとなっていたりします。他の人に見られたくない物や小銭や切手など金品関連のものなどが、これら鍵付きの引き出しや収納にしまわれています。

デスクの鍵および合鍵は、玄関や建物などの鍵に比べて構造が簡単なものが多いです。家族や財産を守る必要性がないため、そこまで高い防犯性がいらないからです。またそれがわかっているからこそ、使用者も扱いが多少乱雑になったりして、鍵や合鍵の紛失が多いのも現状です。


デスクの鍵や合鍵を紛失した場合

デスクの鍵や合鍵を紛失してしまった場合、どうすれば良いでしょうか? 会社のデスクの場合、担当部署の人に届け出るか、そういった管理している部署がなければスペアキーを自分で探してそれを使うようにすれば問題ないでしょう。もしも悪意のある人にどこかで拾われたり、盗まれた可能性が考えられるのならば、鍵本体を交換することも検討する必要があります。ただし、紛失したデスクの鍵が交換できるかどうかは、そのデスクや鍵によるので、メーカーや購入元に問合せてみてください。

デスクの鍵を紛失したら合鍵を作ることもできます。メーカーや購入元に問合せてみても良いですし、『俺の合鍵』でもほとんどのデスクの鍵は合鍵の注文が可能です。デスクの合鍵を注文する際に必要な情報は、デスクの【メーカー名】と【鍵番号】の2つです。デスクのメーカー名を確認するには、デスクのロゴを確認するほか、デスクに貼られた「製造シール」でも確認することができます。


JOIFAナンバー制度でメーカー名がわかれば合鍵も注文可能

「製造シール」とは、デスクやオフィス家具などに貼られているメーカー名や製品コード、型番などが記載されたシールです。記載されている内容は、メーカーやその製品によって違いはありますが「JOIFA番号」はほぼ確実に記載されています。この「JOIFA番号」とは、一般社団法人日本オフィス家具協会が「オフィス家具を安心・安全に使用できる」ことを目的として、協会の会員企業に制定している番号です。なので、メーカー名がわからなくても「JOIFA番号」がわかればメーカーを特定することができるのです。現在その会員である企業数は100以上となっており、大半のデスク・オフィス家具に「製造シール」が貼られているはずです。ただし、シールが貼ってある箇所は正面部分などの必ずしも見やすい場所とは限りません。デスクやオフィス家具の側面や、扉を開けた内側など、シールが貼ってある場所はメーカーによっても様々なので、丁寧に探してみてください。このシールが見つかれば、そこに記載されている「JOIFA番号」をネットで検索すれば、すぐにメーカーを特定できるはずです。これで合鍵を注文可能となります。


メーカー名がわからず合鍵を注文できない場合

デスクやオフィス家具にメーカー名の刻印がなく、JOIFA番号が書かれた製造シールがない場合はどうすれば良いでしょうか? 一般社団法人日本オフィス家具協会に加盟していないメーカーなら、JOIFA番号もなく、メーカーの刻印がないような古いデスクやオフィス家具もあるでしょう。こういったケースだと、合鍵が作れない可能性が高いです。加えて鍵番号もわからなければ、ほぼ作ることはできないでしょう。