ホームセンターで合鍵作成は可能？メリットやデメリット、費用相場を解説
自宅や車などの合鍵作成をホームセンターへ依頼しようと考えている方もいるでしょう。しかし「ホームセンターの合鍵作成にかかる費用や時間はどのくらい？」「そもそもホームセンターで合鍵を作っても問題はない？」などの不安もあるのではないでしょうか？
この記事では、ホームセンターで合鍵を作成するメリット・デメリット、作成費用の相場などを解説します。合鍵作成を検討中の方はぜひ参考にしてください。
目次
ホームセンターで合鍵を作成しているのは誰？
ホームセンターで合鍵作成をする人には2つのパターンがあります。
まず「ホームセンターの店員さん」が合鍵作成するパターンです。ホームセンターの店員さんが作る場合、レジ打ちや品出しと同じような業務配置によって合鍵作成を行っています。
中には合鍵作成の技術がある人や、得意な人がいるケース、専門的に合鍵作成を行っている店員さんがいる店舗もあります。
次が「プロの鍵職人」が合鍵を作るパターンです。ホームセンターの中にテナントとして鍵屋さんが併設されている場合は、プロの鍵職人が合鍵を作ります。プロの鍵職人が作る場合は、合鍵作成の専門知識が豊富で、技術に自信のある人が合鍵を作ります。
合鍵作成を頼もうと思っているホームセンターがどちらのパターンなのか、気になる方は直接店舗に問い合わせてみましょう。
ホームセンターでの合鍵作成でかかる値段と時間は？
ホームセンターでの合鍵作成の値段は、鍵の種類によっても異なりますが1,000円前後が目安です。作成にかかる時間は5分～10分程度で、混んでいてもほとんどは当日中に受け取れます。
ホームセンターに合鍵作成を依頼する際は、メーカー名や鍵番号が刻印されている純正の鍵が必要です。入居時に鍵と一緒にセキュリティカードや鍵登録システム証明書を受け取っている方は、それらも持参しましょう。また、必要であれば身分証の提示も行います。
なお、ホームセンターでは基本的に、複製の難易度が高くない合鍵作成に対応しています。1,000円前後の安い値段に加え、短時間で合鍵が作れるのは魅力ですが、鍵の種類によっては作れない場合があるため、事前に作成可能か確認しましょう。
ホームセンターで合鍵を作成するメリット
ホームセンターで合鍵を作成するメリットは次の2点です。
- 買い物のついでに合鍵作成を依頼できる
- 店舗数が多く来店しやすい
合鍵作成の待ち時間を有効に使いたい方や、近くの店舗で当日中に作りたい方などは、ホームセンターに依頼するのがおすすめです。
買い物のついでに合鍵作成を依頼できる
ホームセンターには複数のお店が併設されているため、買い物ついでに合鍵作成を依頼できます。混みあっていて合鍵がすぐに作れない場合でも、買い物をしながら待っていれば時間を有意義に使えるのがメリットです。
店舗数が多く来店しやすい
ホームセンターは鍵屋よりも店舗数が多く、気軽に来店できるのもメリットです。
日本DIY・ホームセンター協会の調べによると、ホームセンターの店舗数は年々増加しており、2022年時点で全国の店舗数は4,900店を超えています。街に住んでいる方であれば、自宅近くに鍵屋はなくてもホームセンターならある方は多く、比較的来店しやすいでしょう。ホームセンターで合鍵を作成するデメリット・注意点
ホームセンターで合鍵作成をする際は、デメリットや注意点も押さえておきましょう。ここではホームセンターに合鍵作成を依頼する際に気を付けることを3つ解説します。
ディンプルキーなど合鍵の作成が難しい鍵がある
ホームセンターでは、鍵の側面がギザギザした形状のピンシリンダーキーやディスクシリンダーキーなど、難易度の高くない合鍵作成に対応している場合がほとんどです。複雑な構造のディンプルキーは作り方が難しいため、ホームセンターでは合鍵作成ができない場合が多いでしょう。MIWA PRのような特許を取得している鍵や、車やバイクのイモビライザーキーなども同様です。
なお、合鍵インターネット通販の「俺の合鍵」では、ディンプルキーはもちろん、MIWA PRのような特許のある合鍵作成も注文可能です。
合鍵から合鍵は作れないことが多い
ホームセンターに限らず、合鍵から合鍵は作れない場合がほとんどです。そのため依頼の際は、元鍵もしくはメーカー純正の合鍵を用意する必要があります。
合鍵は元鍵を基に作成しますが、100％同じものは作れないため微妙に違いが生じます。合鍵からさらに合鍵を作成すると違いが大きくなり「鍵が回らない」などのトラブルが起きる可能性があるため、依頼しても大半は断られてしまうでしょう。
ホームセンターでの合鍵作成の流れ
下記に合鍵作成の簡単な流れを記述します。
①お客様から元鍵を預かる
②対応した鍵のブランクキーを見つける
③お客様の元鍵とブランクキーをキーマシン（鍵を削る機械）にセッティングする
④お客様の元鍵をなぞるようにしながらブランクキーを削る
⑤削り終わったらブランクキーのバリ（あら）を取り、滑らかにする
⑥専用の工具で削ったブランクキーの誤差を測る
⑦問題なければ合鍵作成終了！
合鍵になる前のブランクキーは4000種類程あるため、お客様の鍵に対応したものを探すだけでも大変な作業です。
加えて、キーマシンへのセッティング方法も大きく「背挟み」と「先端あわせ」の2種類があり、間違えると合鍵を削る場所も全く変わってしまいます。
このように、合鍵作成は知識が必要で、多くの作業を行わなければなりません。ホームセンターの店員さんが行うといっても、研修を受けていないと難しい作業になります。
ホームセンターで作成した合鍵は品質に問題はない？
「ホームセンターの店員さん」といっても、きちんと研修を受けた人が合鍵を作るため、合鍵の知識が全くない人が作業するわけではありません。
加えて、ホームセンターで扱うのは合鍵作成が簡単な鍵です。一時的な使用で必要な合鍵作成なら、そこまで心配する必要はないでしょう。
ただ、若干の誤差で「ささりづらい、回りづらい」などのトラブルが発生するケースも考えられ、不具合のある鍵を使い続けると「鍵穴（シリンダー）」を痛める可能性もあります。
ディンプルキーのような鍵だと複製が難しい分、トラブルのリスクも起きやすくなるため、できればプロの鍵職人に任せられるお店を探すのが無難です。
ホームセンターと鍵屋さんならどちらで合鍵を作成するのがいい？
合鍵作成は、ホームセンターと鍵屋さんのどちらが良いかと聞かれれば、答えは「鍵屋さん」です。
鍵屋さんは熟練の鍵職人さんがいるお店がほとんどで、豊富な合鍵の情報と知識があります。ホームセンターでは作成が難しいディンプルキーも、鍵屋さんなら作れることも多いですし、トラブルが発生しにくいのもメリットです。
合鍵の長期的使用を考え、かつ緊急で合鍵が必要な場合は鍵屋さんに合鍵作成を依頼するのをおすすめします。鍵屋さんが近くに無く、一時的に使うのが目的であれば、ホームセンターで作るのも良いでしょう。
ただしホームセンターで作成した合鍵は、長期的な使用は控えた方が良いことや、鍵穴を痛めやすくなるリスクは理解しておく必要があります。
合鍵作成を依頼するならネット販売店への依頼もおすすめ
合鍵作成はホームセンターや街の鍵屋さんに依頼することも可能ですが、ネット販売店を利用する方法もおすすめです。
インターネット販売店なら直接来店する必要がなく、店舗に行く時間がない方も手軽に注文できます。「俺の合鍵」では、インターネット注文でメーカー純正の合鍵を作成でき、MIWAやGOALをはじめとしたさまざまなメーカーの合鍵作成が可能です。
鍵番号の入力や鍵写真の送付で手軽に注文できるため、合鍵作成を検討中の方はぜひご利用ください。
まとめ ホームセンターでの合鍵作成はメリット・デメリットを把握しておこう！
ホームセンターは、近くの店舗で手軽に合鍵を作れるメリットがある一方で、ディンプルキーのような複雑な鍵は作れない場合が多く、合鍵の精度によってはトラブルが発生することもあります。
そのため、合鍵はなるべく「メーカー純正の合鍵」を作成するのがおすすめです。メーカー純正の合鍵はメーカーが作成するため、鍵のクオリティが高く、トラブルの心配もなく使用できます。
合鍵インターネット通販の「俺の合鍵」なら、インターネット注文でMIWAやGOALなどのメーカー純正の合鍵作成が可能です。自宅はもちろん、金庫や物置、シャッターなど、合鍵作成を検討している方は、ぜひ俺の合鍵にお任せください。
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