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窓の鍵「クレセント錠」を調整する方法とは?
出典:日刊 住まい
お出かけする時に玄関や勝手口の鍵を閉めるように、「窓」の鍵も掛けてからみなさん外出されるかと思います。
その時に窓の鍵がゆるゆるになってしまっていると防犯面で不安になることはないでしょうか。
また反対にきつくて動きが悪くても不便かと思われます。
一般的な窓・サッシに付いている「クレセント錠」といわれる鍵の調整は、実は「ドライバー1本」あれば簡単に直すことが出来るんです!
簡単なので自分で調整してみましょう。
受け金具を調整するには?
クレセント錠の調整には、「錠本体」が付いている側と、受け金具という金具が付いている側の2か所を調整する必要があります。
まずは「受け金具側」の調整を行っていきましょう。
受け金具のネジを2本、ドライバーでゆるめます。
出典:日刊 住まい
そのネジをゆるめると受け金具が動かせるようになるので、錠がきつい場合は少し金具を出すような位置に移動して、ネジを軽く締める仮止めを行います。
クレセント錠を調整するには?
次に「クレセント錠」の調整を行います。
クレセント錠の本体側のプラスチック製のネジカバーを外してみましょう。
出典:日刊 住まい
もし手で外せない場合はマイナスドライバーなどでクルッとひっかけて開けていきましょう。
ネジカバーを外したら、ドライバーで上下2本のネジを軽くゆるめて位置を調整します。
受け金具に少しゆるめに鍵が掛けられるように調整を行いましょう。
注意点!
この時にネジをゆるめ過ぎてしまい、ネジが外れるようなことは絶対に避けてください!
両方のネジを完全に外してしまうと「サッシの内側」にある留め金具がサッシ内部に落下してしまい、取れなくなってしまいます。
調整してもガタつく場合は?
もし調整しても、クレセント錠本体がガタつく場合は新しいものと交換することをお勧めいたします。
いざという時に過度の鍵が掛けられなくなるとても不便なので、そうなる前に新品のものと交換しましょう。
まとめ
受け金具のネジをゆるめて仮止めし、クレセント本体側のネジを軽く緩めておきます。
鍵を掛けるように両方を合わせてみて、少しゆるめに鍵が掛けられるようだったら、クレセント側のネジを本締めします。
クレセントのネジの締め方はタイプにもよりますが、施錠して1本ネジを締め、鍵をクルッと開けてからもう1本締めるとやりやすいでしょう。
最後に受け金具を本締めして調整終了です!
可能ならネジの緩み止めを塗っておくとネジが緩まないで済むので、ご使用をお勧めします。
※「緩み止め」とは?
液状のゴム状の液体で、乾燥するとゴムのような弾力が出てきてネジの緩みを軽減します。
窓の鍵「クレセント錠」は上手くかみ合わないと、受け金具やクレセント錠本体に傷が付いてしまいます。
そうなる前に少しでも引っ掛かるなと感じたらクレセント錠の調整を行ってくださいね。
本日は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。