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非純正の合鍵で不具合が起きたときは?
いつも「俺の合鍵」をご利用いただきありがとうございます!
前回までは非純正の合鍵についてやメリット・デメリット、当店で作製可能なメーカーやカギ番号をお伝えしました。
今回は「非純正の合鍵を作ってみたけど、開かないよ!」というトラブルが発生したときに、まず確認していただきたいことをお伝えします!
不具合の症状は?
まず不具合の症状が下記のどれになるのかをご確認ください。
・鍵穴に入らない
・鍵穴に入るけど回らない
・鍵穴に入って回りはするけど、かたくて開けづらい
鍵穴に入らない
「鍵穴に入らない!」という方は、そもそも「メーカー」や「鍵の形状」が間違っている可能性があります。
下記の(1)と(2)を確認してください。
鍵穴に入るけど回らない
「鍵穴には入るけど回らない・・・」という方は、「カギ番号」は合ってますでしょうか?
見間違いや見落としの可能性もあります。
(3)をご確認ください。
鍵穴に入って回りはするけど、かたくて開けづらい
「開きはするけど、なんだか回しづらい」という方は、鍵ではなく「鍵穴内部」の問題の可能性があります。
鍵穴内部の経年劣化による機械油の固着やほこり詰まりなどがあると、「かたくて開けづらい」という不具合がとても発生しやすいです。
その場合はまず「鍵穴の掃除」や「鍵専用の潤滑剤の使用」を試してみてください。
鍵穴の掃除の仕方
下記のやり方で、鍵穴の掃除とメンテナンスが行えます。
・鍵穴に掃除機を当て、ほこりや油詰まりを吸引する。
またはエアダスターなどを鍵穴に吹きかけ、中のほこりなどを吹き飛ばす。
・鍵穴専用の潤滑剤を鍵穴に使用し、鍵を鍵穴に抜き差しする。
「鍵穴専用の潤滑剤」や「エアダスター」は、ホームセンターなどで販売しています。
鍵穴専用の潤滑剤がどうしても用意できないときは、「鉛筆の黒芯」などが代替品になります。
鉛筆の先で鍵の溝をなぞるか、黒芯を削って粉末状にしたものを鍵に振りかけ軽く粉を払ってから、鍵穴に抜き差ししてください。
いずれにしても簡単なので、定期的に行うのが良いでしょう。
鍵専用の潤滑剤
当店でも「鍵穴専用の潤滑剤」を販売しております。
大手鍵メーカーの「MIWA(美和ロック)」やスイスでハイセキュリティメーカーである「KABA(ドルマカバ)」の潤滑剤を取り扱っています。
お好きな方をお選びください。
【MIWA】鍵穴潤滑剤3069 12ml
【KABA】鍵穴潤滑剤カバクリーナー 13ml
(1)メーカーは合ってる?
基本的なことですが、注文するメーカー自体が間違えていることもあります。
同じカギ番号でも、メーカーによって刻みの違う鍵が存在するので、メーカーを間違えると全然違う合鍵が出来上がってしまいます。
「ITO(アイティーオー)」と「ITOKI(イトーキ)」なんてロゴが似てますが、全く違うメーカーですし、ロッカーやデスク本体は「KOKUYO(コクヨ)」でも、鍵穴のメーカーは「DAIYA(ダイヤ)」なんてこともあります。
意外と間違えてしまっている方が多いので、まずは「メーカーを確認」しましょう!
(2)鍵の形状は間違いない?
次は「鍵の形状」について確認しましょう。 「正しい鍵の形状が分からなかったのでとりあえず片刃で注文してみた」なんて方もいらっしゃいますが、当然「両刃の鍵穴」に「片刃の合鍵」は入りませんので、確認が必要です。
前回の記事でもお伝えしましたが、「片刃」「両刃」についておさらいしておきましょう。
片刃・両刃とは?
画像のように、鍵を鍵穴に差し込む部分の「片側だけギザギザ」しているのが「片刃」で、「両側ともギザギザ」ているのが「両刃」になります。
普段意識して鍵を見ることなんてないと思いますので、鍵を失くして困る前に、一度自分の持っている鍵が「片刃」なのか「両刃」なのか確認してみましょう。
(3)カギ番号は合ってる?
最後に「カギ番号」を確認しましょう!
鍵や鍵穴に刻印されている英数字は、経年劣化により削れてしまっていたり、光や影の具合で見にくいことがあります。
また見間違いしやすい英数字もあるので、もう一度確認してみてください。
見間違いしやすい英数字って?
下記の英数字を見間違えてしまうことが多々あります。
・「0(ゼロ)」と「O(オー)」と「D(ディー)」
・「1(イチ)」と「7(ナナ)」
・「2(ニ)」と「Z(ゼット)」
・「3(サン)」と「8(ハチ)」と「B(ビー)」
・「5(ゴ)」と「S(エス)」
・「6(ロク)」と「G(ジー)」
また鍵穴は、鍵の回転に合わせて上下がさかさまになることがあるので、英数字の天地を確認してみてください。
鍵穴の上や下にあるアルファベットはいるの?
鍵穴に刻印されているカギ番号は、全てが横並びではなく、鍵穴を境に「アルファベットが上」で「数字が下」に刻印されているものもあります。
※「数字が上」で「アルファベットが下」のものもあります!
「数字のみのカギ番号だと思ったら、上に刻印されているアルファベットが必要だった」という方もいらっしゃいます。
鍵穴に刻印されている英数字は、基本的にすべて必要な「カギ番号」だと思いましょう。
上記点を確認しても問題ないならご連絡ください!
「上に書いてあることぜーんぶチェックしたけど問題なかったよ!」という方は、ご注文情報と共に当店までご連絡ください!
非純正の合鍵作製を行うスタッフ全員が、1本1本気を付けて作業を行っておりますが、作業ミスによる「誤作製」の可能性があります。
ご連絡いただく際には、注文確認メールに返信する形で下記のお写真をお送りください。
・お持ちの鍵の表裏の写真
・作製した合鍵の表裏の写真
・カギ番号が確認できる鍵穴正面の写真
・オフィス家具に記載されているメーカーロゴの写真
・オフィス家具の種別が分かるような家具全体の写真
合鍵の不具合の原因が当店の誤作製であることが分かれば、再作製やご返金など然るべき対応を取らせていただきます。