断崖絶壁で子どもを宙吊りにして笑う親。“命知らずの写真撮影”が急増する意外な理由
4年に1度のオリンピックが2016年の今年いよいよ開催されますね。リオデジャネイロオリンピック開催期間は8月5日から8月21日の約3週間弱、どんなドラマが待ち受けているのか本当に楽しみですね。
そのオリンピックが開催されるブラジルで、とっても危険な写真が次々と取られていて世界中から話題になっているんです。
世の中には、命知らずともいえる挑戦をする人っているんですよね。
2014年11月に、ブラジル・リオデジャネイロの冒険家ルイス・フェルナンド・キャンデラさんがある写真を公開した時にも「命知らずな大バカ者」と多くの批判が世界中から殺到して大炎上してしまいました!
その問題の写真がこちら。
この時、ルイスさんは同行していた彼女に「今までの人生で一番危険なスタントに挑むよ」と宣言し、撮影を頼みました。
「はじめ彼女はとても怖がっていたけど、僕は決心したんだ!」
断崖絶壁に足の先を引っ掛け、腹筋のみで体を支えているこの写真を公開しました。命綱もつけていないその体の遥か下には海が見えます。
しかし、世界には向こう見ずな人たちが沢山いるようで、なんとこのルイスさんの挑戦を真似する人次々と現れたのです!
この男性の体を支えているのは、なんとなんと指先だけなんです。
命知らずもいいところ!本当にクレイジー!!
どうやって這い上がるのか?
この女性は余裕の笑顔なんです!
WHOOO--------!
こんな危険な場所で、子供を宙吊りにする男性。
そこまでしたら虐待だぞ!本当にありえない!!
先端の岩が欠けたら2人とも崖の下に落ちてしまうぞ!
うふふフフーーーーー!びっくりしました?!
実はね〜〜!、お分かりでしょうか?!
この写真には秘密があるのです。とはいえ合成などではなく、すべてその場で撮影した本物の写真です。ただ、その崖というのがこちら。
崖の上にある大きな岩。そしてこの岩を角度を変えてみてみると。。。
実はこの岩の先端部分は、実は地面からほんの2メートル位しか離れてなかったのです。
つまりこれらの挑戦写真は、角度をうまく調整して撮影したトリック写真。
どうりで小さな子供でも挑戦できる訳です。これなら高所恐怖症の人でも撮れちゃいそうですね。
トリックだってわかって見ても、やっぱりすごい!2015年にこのトリックをあるブロガーがYou Tubeに投稿した所、一気に人気に火がついて、現在では面白い写真を撮ろうと世界中から訪れていて、ご覧の通り長蛇の列ができている。
実は2015年9月に日本で放送された「世界の果てまでイッテQ」でも、イモトアヤコさんがこのトリック写真に挑戦していました。
さすがイモトさん、絶壁感が半端ないです。
このトリック写真が撮れるのは、今年オリンピックが開催されるブラジル・リオデジャネイロのペドラ・ダ・ガヴェ山。ブラジルに行かれた際は、このトリック写真に挑戦してみてはいかがでしょうか?