年間で1億2千万本以上。傘消費量世界一の日本!
梅雨の季節に突入しました。。。
1年で一番過ごしやすい春のあとはジメジメした気温と湿気で梅雨入りして不快指数100%。この時期は毎日傘は手放せませんよね。
日本人が1年に消費する傘の量はなんと1億2千本以上となります。日本の人口に比例する数字となります。そして電車内での忘れ物1位が傘なんです。そして年間で一人当たりの傘の所有量は3.3本となり「1雨が降ると500本」もの傘が全国で消費されていきます。貸した傘が返ってこないことによる消費もそうですが。。。
実はこんなこともよくあるんです。。。
コンビニなどで500円程度でビニール傘が売られているために、予期せず雨が降った時にコンビニやkioskなどに駆け込んでビニール傘を買ってしまうという人も少なくないでしょう。
そして「単なるビニール傘」という意識から使い捨て扱いになってしまっていることもあるのではないでしょうか?
使わなくなった傘は、自治体や警察により然るべき施設に引き渡されて処理や保管されるのが一般的ですが、そのためのコストも結構かかるそう。無駄にエネルギーを消費することも環境問題が懸念されている今は考え直さなければ行けませんね。
そこで始められたのが「CASA PROJECT(傘プロジェクト)」。
「要らないもの」から「要るもの」へ
「CASA PROJECT(傘プロジェクト)」さんのサイトでは、要らないものを要るものに変える環境にやさしく効率的な発想で、傘から生まれ変わった様々なアイテムが紹介されています。
傘が日常使える小物に変身。
ポーチやペンケース、カーテン、そして傘カバーなど日常使える小物に次々と変身する傘たち。このワークショップを体験することで「ものを無駄にしない」意識と「一つの物から多くの物が生み出される素晴らしさ」を実感することができます。
なんと!電車のカーテンにも!
2010年に開催された「信楽まちなか芸術祭」の期間限定。
昼間は太陽の光と、夜は車両内の光とともに魅力的な空間。
材料の不用傘は信楽町内の店舗や図書館などの協力をを得て回収しました。
自分のお気に入りの傘を持って自然の恵みを楽しみ顔をあげて晴れの日とはまた違った景色を楽しむぐらいの余裕のある心を持ちたいものです。そうすれば傘を「お気に入りの傘だから絶対になくさない」という意識もきっと芽生えるはずだと思います。