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玄関ドアの鍵が急に回りづらくなった?!
いつも通りに玄関ドアを鍵で開けようとした時、鍵が回りづらかったり、硬くて回らないような症状が出ることはありませんか?
今回はそのような時のトステム・リクシル(TOSTEM・LIXIL)製の玄関ドアの調整方法をご紹介します。

鍵が回りづらい原因は?
鍵が回りづらかったり硬くて回らない原因の大半は、鍵が閉まっているか確かめる時にやる「ガチャガチャ」です。
玄関の鍵を閉めた後、鍵が閉まっているかを確認するために、ドアの取っ手をもって「ガチャガチャ」と前後に揺らしたりしてませんか?
実はこの「ガチャガチャ」によって、「デッドボルト」と「ストライク」にズレが生じ、鍵が硬くなったり回らなくなったりしてしまうのです。
「デッドボルト」は鍵を掛けたときに出てくる部品で、「ストライク」はデッドボルトを固定するための窪みです。
症状の確認
まずは「デッドボルト」が「ストライク」に擦れてしまっていないかチェックしましょう。

玄関ドアを開けた状態で、ストライクに擦れ跡などがないか見てみてください。
次は玄関ドアを閉めた状態で、デッドボルトとストライクが接触してないか見てみましょう。
解決方法は?
デッドボルトとストライクのズレが原因だった場合は、ストライクの位置を調整します。
通常タイプのストライクの場合
ストライク取付ネジを「少しだけ」緩めると、ストライクAを外側に3mm、室内側に1.5mm動かすことができます。
※ネジを外してしまうと取付けが大変難しくなってしまうので、ストライクが動く程度に緩めるだけにしてください。
ストライクAの調整で足りない場合は、ストライクA・B(表板+裏板)ごと動かして調整します。
室内側へさらに2mmほど動かすことができます。
ドアガードロック付きタイプの場合
ドライバーで枠側のネジを室内側から緩め、前後に調整してください。
調整にあたっての注意事項
トステム・リクシル(TOSTEM・LIXIL)の玄関ドアを修理・調整するにあたっては、手順を間違えてないように十分に気をつけください。
またドライバーはネジに合ったサイズをお選びください。
サイズの合っていないドライバーだとネジ山を潰す原因になります。
途中で修理や調整がむずかしくなったり無理が生じた場合には、すぐに作業を中断してリクシル(LIXIL)お客さま相談センターへご連絡ください。
本日は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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