警察庁の最新データを見ると、空き巣の侵入手段で一番被害数が多い手口は無施錠となります。
「カギをかけていないところに入るくらい簡単なことはありませんね」
と安全生活アドバイザーの佐伯幸子先生は言います。被害の多くは、
カギをかけ忘れた、普段からカギをかける習慣がなかったなどと言っています。
カギのかけ忘れを防ぐための考えをご提案します。「金庫って貴重品を入れますから、
通常はカギがかかっていますよね。必要なときにだけカギを開けて必要なものだけ取り出してカギをかけます。
ですから、人が住む住宅も家族の大事な命と財産が入っている金庫と考えてみるのはいかがでしょうか。カギは『かける』ものではなく、
出入りする時だけ『カギを開ける』ものと考えるのです」このように意識を変えれば、カギのかけ忘れも防げるのではないでしょうか。
空き巣被害というと、物を盗み取られてしまう、
家を壊される、荒らされるなどの物理的な被害が目立ちますが、
もう一つ忘れてはいけない大きな被害があるそうです。
それは被害者が心の傷なのです。
「なぜ私だけがこんな目にあうの」と被害者は心に大きな傷を負い、他人に嫌なことを
された自分が いつまでも心に残る人も少なくありません。
佐伯先生は空き巣被害を経験した女性の話をしてくれました。「彼女が帰宅すると、
かけたはずの玄関ドアのカギが開いていました。不審に思いながら恐る恐る家の中に入ってみると
めちゃくちゃにされた自分の部屋だったのです。
その日は警察を呼んで事情聴取してもらい被害届を出しましたが、怖くて家に入れませんでした。その後も
被害にあった彼女は涙を流す日々を過ごしていました。プライベートでもこんなことを思うようになってしまったのです。
『買っても、また盗られてしまうからなー。』と大好きだったショッピングができなくなりました。
被害者の精神的なショックは、被害後もずっと続くのです。
安全生活アドバイザー佐伯幸子先生。
92年より「頭を使って身を守る方法~知的護身術」を提唱。
子どもや女性、住まいの安全対策を中心に、暮らしの中の
あらゆる場面での危険を指摘、排除する方法をわかりやすく解説。
危機管理のスペシャリストとして、講演やTV出演をする一方、
執筆や講演活動を展開しています。
最近はテレビや新聞、週刊誌、ネットで毎日のように、いろいろな事件が報道されていますが、自分の家と似ている
状況で起きた事件には敏感になってください。どんな家が狙われやすいのか?
ではなく、「わが家は狙われやすい家なのかどうか」ということです。家の図面をチェックし、
わが家を家族全員で診断してみましょう。ドロボーの視点に立ってわが家を見ると、見えることがあります。
家族全員と言ったの人によって見えている部分や発見は違います。背の高さや物の考えが違いますので家族で
考えてみてはいかがでしょうか?
玄関ドアや窓はもちろん、出入りができるところは全て侵入口になりますよね。お住まいの地域ははどうか、住んでいる町の防犯事情はどうなのかを知
りましょう。今の時代、知りたい情報はスマホ、パソコンを使ってネット検索すれば、いくらでも出てきますから。
泥棒は少しでも簡単に入れる住宅を探します。カギが1つしか、かかっていない家より2つ
かかっている家の方が入りにくいです。カギを2つつけることで、単純に侵入にかかる
時間は2倍になります。警察庁のデータでは、侵入に5分以上かかる場合、空き巣の約70%は
犯行を諦めていることがわかっています。空き巣に「入りにくい家」と思わせることが何よりも大事なのです。
そして、防犯性能の高い「CPマーク」付きのカギにすることも絶対にオススメいたします。
窃盗団は明るい場所を嫌います。人目につきたくないからです。ここで面白いデータがあります。なんと、ひったくりや空き巣
犯罪の多い地域が、街をあげて玄関灯を夕方から朝までつけたところ、犯罪率が下がったというケースがあります。同じように、
家庭でも玄関灯などをつけておくことは、非常に有効な手段となるようですね。
安全作法の次は施錠の習慣づけです。家を出るときはもちろん、帰ってきて、家に入るときにも
カギをすぐに「キチン」と閉めることができるようにしてあげましょう。よく家を出るときに「カギを閉
めた?」と言う人がいますが、それは「家を出るときにだけ、カギを閉めればいい」
という意味にもとらえられますよね。家に人がいてもいなくても、玄関のカギは常に閉まってい
て当たり前という発想をママにもお子さんにももってもらいたいですね。
「ChecKEY」は、カギの開け閉めを色で確認することができる防犯
アイテムです。そのカギの開け閉めの行為によって、「チェッキー」の小窓の色が変わります。
「カギを閉めて、ChecKEYの色を変えてね」と言えば、ママも子どもに教えやすいし、
子どもも理解しやすいです。子どもが「ChecKEY」を使用することで、進んで施錠
をしてくれるようになります。出先で、「あれ?カギ閉めたかな?!」と不安になってしまうママにもオススメです。
本日は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
美和ロック・ミワ・miwaのチェッキー/checkeyのご注文は俺の合鍵へ。
安全生活アドバイザー佐伯幸子先生。
92年より「頭を使って身を守る方法~知的護身術」を提唱。
子どもや女性、住まいの安全対策を中心に、暮らしの中の
あらゆる場面での危険を指摘、排除する方法をわかりやすく解説。
危機管理のスペシャリストとして、講演やTV出演をする一方、
執筆や講演活動を展開しています。
最近はテレビや新聞、週刊誌、ネットで毎日のように、いろいろな事件が報道されていますが、自分の家と似ている
状況で起きた事件には敏感になってください。どんな家が狙われやすいのか?
ではなく、「わが家は狙われやすい家なのかどうか」ということです。家の図面をチェックし、
わが家を家族全員で診断してみましょう。ドロボーの視点に立ってわが家を見ると、見えることがあります。
家族全員と言ったの人によって見えている部分や発見は違います。背の高さや物の考えが違いますので家族で
考えてみてはいかがでしょうか?
玄関ドアや窓はもちろん、出入りができるところは全て侵入口になりますよね。お住まいの地域ははどうか、住んでいる町の防犯事情はどうなのかを知
りましょう。今の時代、知りたい情報はスマホ、パソコンを使ってネット検索すれば、いくらでも出てきますから。
泥棒は少しでも簡単に入れる住宅を探します。カギが1つしか、かかっていない家より2つ
かかっている家の方が入りにくいです。カギを2つつけることで、単純に侵入にかかる
時間は2倍になります。警察庁のデータでは、侵入に5分以上かかる場合、空き巣の約70%は
犯行を諦めていることがわかっています。空き巣に「入りにくい家」と思わせることが何よりも大事なのです。
そして、防犯性能の高い「CPマーク」付きのカギにすることも絶対にオススメいたします。
窃盗団は明るい場所を嫌います。人目につきたくないからです。ここで面白いデータがあります。なんと、ひったくりや空き巣
犯罪の多い地域が、街をあげて玄関灯を夕方から朝までつけたところ、犯罪率が下がったというケースがあります。同じように、
家庭でも玄関灯などをつけておくことは、非常に有効な手段となるようですね。
安全作法の次は施錠の習慣づけです。家を出るときはもちろん、帰ってきて、家に入るときにも
カギをすぐに「キチン」と閉めることができるようにしてあげましょう。よく家を出るときに「カギを閉
めた?」と言う人がいますが、それは「家を出るときにだけ、カギを閉めればいい」
という意味にもとらえられますよね。家に人がいてもいなくても、玄関のカギは常に閉まってい
て当たり前という発想をママにもお子さんにももってもらいたいですね。
「ChecKEY」は、カギの開け閉めを色で確認することができる防犯
アイテムです。そのカギの開け閉めの行為によって、「チェッキー」の小窓の色が変わります。
「カギを閉めて、ChecKEYの色を変えてね」と言えば、ママも子どもに教えやすいし、
子どもも理解しやすいです。子どもが「ChecKEY」を使用することで、進んで施錠
をしてくれるようになります。出先で、「あれ?カギ閉めたかな?!」と不安になってしまうママにもオススメです。