タキゲン・TAKIGEN専用の鍵で誰でも簡単に 鍵番号が
変更できる“可変錠”開発者インタビュー
インタビュー:タキゲン製造株式会社 技術開発部 開発4課 佐々木・植木
目次
タキゲン・TAKIGENの専用の鍵で誰でも簡単に 鍵番号が変更できます
簡単に、すぐ交換できるので 多くの自販機に導入されています。
今回、新しく可変錠が二種類発売されますが、そもそも可変錠とはどういった製品なのでしょうか? 植木 設置した後から鍵番号を変更できる錠前となります。タキゲン・TAKIGENは産業用の錠前として開発していて自動販売機に多く導入されています。 そのメリットはどういった所にあるのですか? 佐々木 もし、鍵を紛失した時に鍵穴(シリンダー)から交換すると、交換費用と時間が必要になってきますが、可変錠(キーチェンジ)にしておけば、専用の鍵で回すだけで誰でも簡単に鍵番号が変更できるところにあります。自動販売機の業界では、飲料を詰めるオペレーターさんが複数の自動販売機を回りますが、同一の鍵番号で管理していることも多く、一本紛失するだけで盗難のリスクや、錠前を交換するコストと時間が必要になってしまいます。 植木 価格で比べると、可変できない錠前のほうが確かに安いです。可変錠(キーチェンジ)を導入するとどうしても初期投資がかかります。キー(鍵・合鍵)を絶対に紛失しない自信がない限り、運用面、リソースを考えると、可変錠(キーチェンジ)のほうがコストメリットがあります。また、錠前が交換されるまでの時間を不安な気持ちで過ごすよりも、自分で変えられると安心感も倍増いたします。タキゲン・TAKIGENは二種類の可変錠が新登場しました。
それでは二種類の可変錠の違いを教えて下さい。 植木 私が開発したC-466-CGはキープレートに複製対策を施しています。複製困難な鍵の要望から開発に至りました。この鍵は先端に動くピンを内蔵することにより、かなり専門的な機械がないと複製できないようになっています。
佐々木 C-299-E5は可変数(鍵違い)が多いことが特徴で120通りに、また特注で最大250通りにも設定できます。ちなみにC-466-CGは70通り。最近の自動販売機はリユースするお客様も増えてきています。地域毎に鍵番号を設定して運用しているため、メンテナンス時の錠前交換の手間もなくなり、錠前の在庫管理も必要なくなります。地域ごとに可変番号を複数割当てて運用することが可能。
タキゲン・TAKIGENはニーズにあわせて 最適な錠前を提案します
ー注文する時はどのような情報が必要になってくるのですか? 植木 本体の数量、可変数(鍵違い)、オペレーションキーとチェンジキーの本数ですね。タキゲン・TAKIGENでは可変錠(キーチェンジ)が四種類あるため、ご相談に応じて最適な錠前を提案いたします。また、錠前本体の数と同じだけ鍵が必要ではありません。無駄な鍵を持ちませんので管理も簡単になります。 ー鍵は後からでも追加注文できるのでしょうか? 植木 はい、錠前の購入実績から鍵番号が分かれば後からでも製作することができます。 ー自動販売機以外ではどのようなところで使われるのでしょうか? 植木 駐車場の精算機ですね。最近では駅等に設置されているコインロッカーでも需要があります。■可変錠シリーズの主な特徴
お客様の仕様条件により 最適な可変錠を提案します
可変方法(キーチェンジ)はYou Tubeにて動画でも
掲載しています。
タキゲン・TAKIGEN製造株式会社
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