皆様「CP認定錠」という単語をご存知ですか?
警察庁、日本ロック工業会などが参加している、官民合同の組織が建物への侵入を防ぐための各建物部品の基準などについて検討を重ね、平成15年10月からは建物部品の防犯性能試験を実施しました。
平成16年3月、官民合同会議の活動について「防犯性能の高い建物部品の開発・普及の今後の在り方」として取りまとめ、同時に、平成15年度中における試験結果に基づき、「侵入までに5分以上の時間を要する」など一定の防犯性能があると評価された建物部品(防犯建物部品)15種類、計約2,300品目を掲載した「防犯性能の高い建物部品目録」を公表しました。
(防犯建物部品は、平成27年2月末現在、17種類3,266品目です。)
※警察における侵入犯罪予防対策より
この試験基準をクリアした部品は「防犯建物部品」と認定され「CPマーク」貼布などで視認出来ます。
また「防犯建物部品」の中にはシャッターやドアなどがあるのですが、その中の「錠」が「CP認定錠」と言います。
むずかしい!!
防犯建物部品には、いろいろあります!
かんがみ・・・・・かがみもちなら知っています!(><;)
わ、分かりやすくいうと、このCP認定錠は防犯性が高いのでピッキングや破壊行為に強いので、安心という事です。
(ピッキングについてはこちら↓
警視庁発表による「ピッキング犯罪率」の推移を個人的にまとめました。https://www.orenoaikagi.jp/blog/?p=279)
プロの鍵屋さんでもCP認定錠を破壊するのに30分から1時間かかります。
携帯用ガスバーナーやドリリング(ドリルで穴を開ける事)の試験を受けているので、ホントなかなか壊せないんですね!
プロでもそんなにかかるなら、ドロボーは空き巣に入る気を失いますね・・・・だから窓からの侵入が多いんですね。
現在出回っているMIWA、GOAL、TOSTEM SHOWAなどの錠はほとんどが、この、CP認定錠です。
(どんなドアにも合うような拡張性の高い錠はCP認定錠ではない事が多いです)
CP認定錠って、とても安心出来ますね!
でも、「警視庁発表による「ピッキング犯罪率」の推移を個人的にまとめました」のデータにもありますが、鍵のかけわすれによる空き巣被害が増えてますので、くれぐれも鍵はしっかりかけてから、出かけてくださいね!