皆さん、補助錠という言葉は聞いたことはありますか?
補助錠とは、主錠(※1)の他に、防犯性を高める目的でとりつける、もう1つの錠前のことです。
錠前が2つになることで「ひとつよりふたつのほうが壊すのに時間がかかる」「ピッキングするにも2か所も開けなくてはいけないので時間がかかる」というように不法侵入しようとするドロボーの気持ちをあきらめさせます。
1つ錠前を追加する事で有効な防犯対策になります。
また、この補助錠をmiwaやGOALなどの「CP認定錠」にする事で、バール攻撃などの不正開錠に対する防犯性もさらに高まります。
CP認定錠については↓
「MIWA、GOAL、TOSTEM、SHOWAなどはCP認定錠を提供しています」https://www.orenoaikagi.jp/blog/?p=374
そして、この、1つのドアに錠を2つつけることを1ドア2ロックと言います。
上記にあるように、錠が2つ以上付いていることにより、侵入に要する時間も2倍以上になるし、見た目から「時間がかかりそう」とドロボーに思わせ、 不法侵入しようとするドロボーの気持ちをあきらめさせるのが目的です。
ドロボーは時間をかける事が嫌いだそうです。
玄関だけでなく、忘れがちな勝手口なども1ドア2ロックにする事でさらにお家の防犯性は高まります。
国土交通省が平成13年に打ち出した「防犯設計指針」でも推奨されていますので、1ドア2ロック、ぜひ検討してみて下さい。
参考:鍵防犯に配慮した共同住宅に係る設計指針(防犯設計指針)
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/press/h12/130323-3.htm
参考:警視庁発表による「ピッキング犯罪率」の推移を個人的にまとめました。
https://www.orenoaikagi.jp/blog/?p=279
※1.ドアや窓に取り付けられている錠前のうち、主となるもの。防犯のため追加して取り付ける補助錠に対していう。
※現在、TOSTEMはLIXILへ、SHOWAはU-SHIN SHOWAと名前が変わっています。
「俺の合鍵」サイトはこちら!