リクルートテクノロジーズ、不動産管理に特化したキーレスエントリーシステム「iNORTH KEY・イノースキー」発売しました。

出典：iotnews.jp

株式会社リクルートテクノロジーズの研究開発機関アドバンスドテクノロジーラボ（以下、ATL）は本日2016年7月28日より、不動産内覧に特化したキーレスエントリーシステム「iNORTH KEY（イノースキー）」の販売を開始しました。

今まで、仲介会社が賃貸物件の空室を内覧案内する時には、部屋の鍵を保管している管理会社まで取りに行き、内覧後返却するという手間がありました。ATLは、仲介会社の手持ちのスマートフォンが一時的に物件の鍵となるキーレスエントリーシステムの仕組みを構築、今年1月に試験運用を開始しました。この取り組みにより「鍵を管理会社に取りにいく必要がない」、「いつ誰がどの鍵を解錠/ 施錠したか把握できる」など、内覧業務の効率化や、入退室に関するセキュリティ強化を実現しました。

利用対象を不動産会社へ絞り込んだ開発により、ドアを開閉できる人を何人まででも増やすことが可能、工事や粘着を行わず簡単に着脱が可能など、物件内覧業務に最適な様々な機能を実現することに成功しました。 iNORTH KEYは、本日2016年7月28日発売。価格は本体価格6,000 円（税別）、月額利用料380 円（税別）となっている。

＜中央管理によるセキュリティ強化＞

「いつ誰がどの鍵を解錠/ 施錠したか」を記録できるなどセキュリティ面の強化も実現することができました。不動産会社に対し、利便性だけでなく、安全性の高いサービスの提供を可能とした。

＜ドアを開閉できる人を何人まででも増やすことができる＞

従来のキーレスエントリーシステムは、通信手法の仕様制限によって、1つのシステムに7個の鍵までしか作れないといった上限があった。独自のシステムを利用、活用した同製品では、鍵数制限をなくすことに成功し、ドアを開閉できる人を何人まででも増やすことが可能となりました。

＜工事や粘着を行わず簡単に着脱が可能＞

従来のキーレスエントリーシステムは限られた形状のサムターンにしか使えない場合が多く存在して、設置時には工事やオプションパーツが必要だった。同製品では、既存システムが対応できなかったサムターン形状にも対応が可能となった。幅広いサムターン形状に対応できるのみならず、工事やオプションパーツなしで設置、取り外しが可能となったことも魅了の一つでしょう。