皆さん、鍵には色んな形があるのはご存知でしょうか。
その中でも今日は、TOSTEM(lixil)合鍵(スペアキー) の大まかな鍵の見分け方をご紹介したいと思います。
①加工の種類
・切欠き加工
いわゆる「ギザギザ」している鍵です。鍵の先端にギザギザの切欠きがある鍵です。
俺の合鍵でお取り扱いしている鍵の中では、TOSTEM URが切欠き加工に当ります。
・くぼみ加工
鍵面に凹んだくぼみのある加工がされているディンプル鍵です。
俺の合鍵でお取り扱いしている鍵の中では、TOSTEM PSがくぼみ加工に当ります。
・溝加工
鍵面の差込方向に溝がある鍵です。
俺の合鍵でお取り扱いしている鍵の中では、TOSTEM WXが溝加工に当ります。
②鍵穴の差込に鍵の向きがあるもの
皆さん、お手持ちの鍵を「鍵穴の中から、鍵が刺さって入ってくるのを待つ感じ」で鍵をご覧下さい。
鍵が波打っていませんか?
通常この波打ちは左右非対称で、鍵穴に対してしっかりと波打ちが合致しないと刺さってくれない鍵です。
③鍵穴の差込に鍵の向きが無い、リバーシブルタイプ
鍵の波打ちが非対称な物は、鍵穴と鍵の波打ちが合致しないと鍵穴に差し込めませんが、リバーシブルタイプの鍵は、この波打ちが左右対称になっています。
左右対称にする事で、鍵を鍵穴に差し込む時、鍵穴付近でグルグルガチャガチャ鍵穴を確認するように動かさなくてもサッっと鍵穴に鍵を差し込む事が出来ます。
この使いやすさからバリアフリーな家の鍵、高齢者の方向けの住宅に多く使用されるそうです。
画像:TOSTEM(lixil)サイトより、リバーシブルタイプの鍵