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マスターキーという言葉の正しい意味
メーカー純正のオリジナルのカギのことを「マスターキー」と言って使っている方が非常に多いです。
自分が持っているカギがマスターキーと思い込んでいて、店舗で合鍵を作る場合に「マスターキー」を作ってくださいとの表現は間違っていますのでご説明させていただきます。
そもそもマスターキーとはどのような意味なのか?
マスターキー(親カギ)とは?
マスターキーとは1本のカギで10部屋、20部屋開けることのできるカギで、部屋を沢山管理している大家さんや管理会社が所有しているカギのことです。戸建の方、賃貸で部屋を借りた方が不動産会社から受け取ったカギはマスターキーではありません。
この流れでマスターキー以外で【純正キー】グループに属するカギの事を勉強していきましょう。
逆マスターキーとは?
各部屋の子カギでエントランスなどを開けるシステム名の事を逆マスターと言います。
子カギとは?
マンションなどの各部屋のカギのことを言います。(上記のイラスト)
純正キーとは?(元カギ)
メーカーが作ったカギや、鍵穴を取り付けた時についてくる3本〜5本程度のメーカー純正(オリジナル)のカギのことを言います。
本記事のまとめ
【純正キー】はメーカーが製造した純正品(オリジナル)のカギの事です。
【複製キー】は鍵屋などの店舗でカギを複製して作ったカギの事です。
合鍵の呼び方は人それぞれで、マスターキー、元カギ、スペアキーなどなどバラバラですが、それぞれ別の意味のある言葉です。正しい意味をしっかり理解しましょう。
また、自分の持っている合鍵が【複製キーなのか?】【純正キーなのか?】をまずは知ることが重要となります。
下記は【純正キー】と【複製キー】間で作ることの出来る早見表となります。
❌ | 【複製キー】 | ➡︎ | 【複製キー】 | 断られる。(コピーからコピーはズレが大きくなる為) |
❌ | 【複製キー】 | ➡︎ | 【純正キー】 | 出来ない。(カギ番号が合鍵に刻印されてない) |
△ | 【純正キー】 | ➡︎ | 【複製キー】 | 出来る。(ディンプルキーは難しい) |
◎ | 【純正キー】 | ➡︎ | 【純正キー】 | 出来る。(カギ番号から純正キーが出来る) |
ご自分の持っているカギが【複製キー】か?【純正キー】か?を確認していただくことから始めてくださいね。
記事は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。