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ブランクキーのメーカーについて
主要のブランクキーのメーカーは、全部で約8社くらいです。
ブランクキーを作るにはかなりの設備投資が必要なため、ブランクキーを作るメーカーはそんなに多くありません。
有名なブランクキーメーカー
・FUKI
・TLH
・GTS
・GSS
・MISTER MINIT
・JV
・HELLO SMITH
・クローバーマーク
ブランクキーから合鍵を作るのは簡単?
ギザギザの鍵なら簡単です
鍵を差しこむ部分がギザギザした鍵の事を「ピンシリンダーキー」といいます。
このピンシリンダーキーであれば、1、2時間程度の研修を受ければ誰でも簡単に合鍵は作れます。
丸いヘコミがある鍵なら複製は難しい
鍵の表面がゴルフボールのようにポツポツと穴が空いているような鍵のことを「ディンプルキー」といいます。
ディンプルキーの合鍵を作るのは非常に難しく、合鍵を作るにあたってまず200万円~300万円もするようなコンピュータマシンが必要になります。
さらに何十年も合鍵業界(鍵屋さん)にいるような職人さんであればなんとか合鍵を作ることは可能ですが、
メーカー純正の鍵と比べれば、多少の誤差はどうしても発生してしまいます。
合鍵を作ってからのトラブルって?
「ギザギザの鍵(ピンシリンダーキー)」の場合、特にトラブルが起きるようなことはないかと思われます。
ただ「丸いヘコミがあるような鍵(ディンプルキー)」の場合、鍵屋さんで下記のような事を言われることが多いかもしれません。
・「回らなかったら作り直すので、また持ってきてください。」
→複製された合鍵に誤差が発生する可能性がある。
・「鍵穴が壊れても保証できませんが、それでも良いなら作ることは可能です。」
→誤差のある合鍵を使う事によって、鍵穴を痛める可能性がある。
・「この鍵は難しいのでお時間いただきますね。料金は5000円くらいです。」
→その場で作れないため、メーカーの取り寄せを行っている。
鍵屋さんではディンプルキーの合鍵を作ることは出来ないとまでは言いませんが、複製が非常に難しいのは間違いありません。
それは鍵屋さんの技術が悪いのではなく、日本の鍵はとてもに高性能で繊細に出来ているためです。
合鍵って誰でも作れるの?
鍵のメーカーや種類にもよりますが、路面店へ行けば特に身分証の提示を求められることもなく簡単に誰でも合鍵は作れます。
ですので、安易に他人に「合鍵を貸す」ようなことは絶対にしてはいけません。
まとめ
・合鍵を作る元の鍵(ブランクキー)のメーカーは
それほど多くない。
・ピンシリンダーキーなら合鍵を作るのは簡単。
・ディンプルキーの場合、合鍵を作るのは難しい。
・鍵屋さんでディンプルキーの合鍵を作った場合、誤差のある合鍵になりやすい。
・合鍵は誰でも作れるので、他人に貸すのは危険。
本日は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。