盗難をシャットアウトできるポストってないの?

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無職の男が郵便物を300個も盗んでいた!!

衝撃的なニュースが飛び込んできました。

「東京都杉並区高円寺南のマンションで、配達された商品をポストに手を入れ盗んだ事件で、警視庁杉並署は2016年10月1日までに、窃盗の疑いで男を逮捕しました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所不定の無職の容疑者。 杉並署によりますと、マンションに設置された防犯カメラに、ポストの中を懐中電灯で照らし、手を入れる容疑者の姿が映っていた。 同様の窃盗被害が今年に入り約20件以上相次いでいた模様。 容疑者は、ポストから盗んだ商品を買い取り業者に転売し、生活費にしていたとみられています。 警察での取り調べに対して容疑者は『生活費にするためにした』などと供述し、容疑を認めています。 また『一昨年以降、約400件くらいはやった』などと供述したことから、警察は余罪についても調べています。」

まさかポストに投函されているものを盗み出すなんて・・・。
鍵付きのポストでも安心できませんね。

盗難防止ポストが登場!

そんな折、大手ポストメーカーの「株式会社ナスタ」より、盗難被害を防ぐポストが登場しました!


戸建住宅用ポスト「Qual」


集合住宅用ポスト「D-ALL」

こちらは大手通販会社のAmazonとナスタ、日本郵便の3社で共同で開発された商品です。

Amazonからのメール便の65%が住宅のポストに入らない状況になっていたことが開発の理由だそうです。
また近年増えている「宅配便・郵便物の再配達」を減らし、物流コストを減らすことが狙いとされています。

「ナスタガード」で盗難被害を防ぐ!

荷物の投函口に独自のフラップ構造である「ナスタガード」を設置することにより、「抜き取り行為」を防止することができるそうです!


グレーの部分が「ナスタガード」

投函口から手を入れて荷物を掴むことができても、手を抜き出すときにナスタガードが引っかかることで、荷物が取り出せない仕組みになっています。

さらにAmazonの全サイズのメール便再配達防止を目指し、投函サイズの見直しを行って、最大35cm×37cm×3.5cmの投函も実現しています。


大き目のメール便もすっぽり入る!

合鍵を郵便ポストに隠すのは危険!

ポストに家の鍵や合鍵を隠している方が多くいますが、とても危険なのでやめてください。

ポストから荷物を盗み取る犯罪は今回のことだけではなく、全国で多発しています。
ご紹介したようなセキュリティの高いポストであっても、鍵・合鍵をポストに入れて保管してはいけません!

本日は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます